ahamo(アハモ)はなんといってもドコモのサブブランドです。速度も快適で、月20GBまでは定額。 もっと使いたいときにはオプションを利用すればOK。
ですが、その割にはあまり良くない評判も耳にします。
そこで現在のahamoの評判や、契約するうえでのメリット・デメリットを調べてみました。
ahamoの評判はそれほど良くない
ahamoはドコモのサブブランドでエリア・速度には絶対的な信頼度があると思って契約している人が多いです。
ところが、速度面ではわりと不満の声が挙がっています。
このところのahamo異常に遅いけどなにおき?絶対回線絞ってるだろ
ahamo、よく使う場所で100Kbpsしかでなくて1日で乗り換え検討中なのじゃ。 まじかよ。
マジでahamo電波悪い twitter
ahamoなのにやっぱりこの時間とてつもなく回線遅い 近くに学校多すぎるからだよなぁ
ahamoあるある ふつうに遅い
ahamo VS povo povoの勝ち。 ahamoいつも遅い。
エリアそのものには問題ないようですが、速度が遅いという意見が多いです。
ドコモのサブブランドで速度もドコモ並にでると思って契約したのに・・・。という人が多いようです。
やはり料金を抑えている分、ドコモ本体と同じ速度にはならないようです。
ahamoを契約するメリットは
- エリアが広い
- 月額料金が安い
- オプションで100GBまでギガが使える
- 5分否にの通話オプションが無料
- 通信速度制限時でも1Mbps
- 海外ローミングに対応
- 5Gが利用できる
- eSIMが使える
- ドコモメールが使える
- 契約時の事務手数料無し、解約時の違約金もなし
- mnp転出手数料も無料
- 手続きはオンラインで完結できる
エリアが広い
ドコモと同じ設備を利用するのでやはりエリアは抜群に広いです。ドコモから乗り換え組はもちろんですが、その他のキャリアから乗り換える際も、それほどエリアの心配はいらないでしょう。
ドコモの5G/4G(LTE)通信のサービスエリアにてご利用いただけます。
となっています。通史エリアはドコモと同じなのでahamoのエリア確認ページをみると、ドコモのホームページで確認するようになっています。エリア確認はこちら
月額料金が安い
ドコモの料金プランは例えば5Gギガホプレミアだとデータ量無制限で7,315円です。 使い放題ですが、毎月の通信料金は非常に高額です。
1年間の利用で、87,780円です。
一方、ahamoは月の通信量は20GBまでと制限がありますが、月額料金は2,970円。 1年間の利用で35,640円と非常に安くなります。
通信量が違うのだから当たり前といえばそれまでですが、それほどデータ量を必要としない人にとっては圧倒的に安く利用ができるahamoの料金プランは魅力的でしょう。
オプションで100GBまでギガが使える
ahamoには大盛りオプションがあります。このオプションを追加すると月に100GBまで利用ができるようになります。
もちろんテザリングもOK。大盛りオプションの料金は月額1,980円です。
通常の料金に1,980円を加えると月100GBまで利用できるようになります。 大盛りオプションは申し込みも解約もahamoのマイページから可能です。
5分以内の通話オプションが無料
国内通話料金が5分無料です。 これもドコモの5Gギガホプレミアだと有料オプションとなり、毎月770円がかかります。
これがahamoなら無料に!
通信速度制限時でも1Mbps
月の通信量20GBを超えても1Mbpsでの通信ができます。 格安スマホの多くMVNO事業者は200kbpsまで低下します。
200kbpsは何もできない速度ですが、1Mbps出ていればLineやTwitterなどのテキストメッセージなら問題なく利用できます。
海外ローミングに対応
海外旅行などでもahamoがそのまま利用できる。 これもMVNO事業者のほとんどが対応できません。海外でのデータ通信を利用できます。
しかも、20GBの月間利用可能データ量をそのまま使えるので追加料金なども利用ありません。 例えば、月初に5GB利用してから海外旅行にでかけると残りの15GBを利用できます。
大盛りオプションに加入していても使えるのは20GBまでなのでその点はご注意ください。
5Gが利用できる
ドコモの5G回線が同じように利用できます。5G回線はまだまだ拡大途中なので一部の地域でしか利用できないものの、4G回線よりも高速な通信ができます。
ドコモは通信事業者のなかでも5Gの拡大スピードも速いので利用できる機会は多いのではないでしょうか。
ドコモの5Gエリアはこちらで確認できます。eSIMが使える
機種が限られるもののeSIMでの契約もできます。 eSIMに対応している機種なら2つのSIMを利用した通信もできるようになります。
特にiPhoneはSIMが挿せるのは1枚なので複数回線を利用したい場合にはeSIMが使えるのは便利です。
また物理SIMの場合には申し込み後にSIMカードが発送されるために最短でも翌日、通常は2-3日待たされます。
eSIMの場合には申し込みから1時間ほどで開通します。
ドコモメールが使える
これはドコモからmbp転出した場合になりますが、ドコモからahamoに変更する場合には「ドコモメール持ち運び」を申し込むことでドコモメールを利用することができます。
月額料金が330円かかりますが、ドコモのメールアドレスを継続利用することができます。
契約時の事務手数料無し、解約時の違約金もなし
ahamoの契約には契約時の事務手数料がありません。 一般的に店舗契約であったりとすると事務手数料3,300円かかります。
格安SIMを提供しているMVNO事業者も多くの事業者で契約時の事務手数料3,300円が必要になります。
しかしahamoには契約事務手数料がありません。事務手数料はおよそ1ヶ月分の通信料金と同額なのでこの手数料がないだけでも大きな割引になります。
またahamoの契約には契約期間がありません。そのため解約時の違約金などもないので解約時に余計な費用を払う必要がありません。
mnp転出手数料も無料
ahamoから携帯電話番号を持ち出して他社携帯電話事業者にうつるためには「番号ポータビリティ」を利用します。
この番号ポータビリティを利用して他社に移ることをMNP転出といいます。このMNP転出も以前は手数料がとられていましたが、ahamoではMNP転出手数料も無料です。
手続きはオンラインで完結できる
ahamoの手続 きはオンラインですべて済ますことができます。わざわざドコモショップに通う必要はありません。
逆に店舗で手続きをしようとすると手数料として3,300円かかるので気をつけてください。
ahamoのデメリット
- 速度がドコモほど速くない
- データの繰越ができなし
- 料金プランは20GBor100GB
- 留守番電話非対応
速度がドコモほど速くない
冒頭の評判にも多く見られたようにドコモユーザーがahamoを利用すると、どうも速度が出ていないように感じる人が多いようです。
ahamoもNTTドコモが運営するドコモのサブブランド的な位置づけですが、ドコモと完全に同じというわけにはいかないようですね。
特に混雑する時間帯や混雑エリアで速度で低下が起こっているようですから、MVNO事業者に貸し出している回線と似たような運用になっているのかもしれません。
いずれにしても、ドコモと完全に同じ速度がでることを期待しないほうがいいでしょう。
データの繰越ができなし
ahamoは余ったデータ量を翌月に繰り越すことができません。 そのため、月に使える容量は常に20GBです。
auのサブブランドであるUQ Mobileなどは翌月末まで繰り越すことができるために、今月10GBしか使わなければ、翌月は最大30GBまで利用できます。
繰越ができないんとあまりデータ通信量を使わなかった月は損をした気分になります。
料金プランは20GBor100GB
料金プランは20GBもしくはオプションをつけて100GBの2種類しかない。 これは100GBオプションが非常に安い料金ですし、20GBより少ない通信量にかんしてはOCNモバイルone(同じNTTグループ)があるためにあまり豊 富な料金プランはもてない事情があるのでしょう。
といっても料金プランが少ないのは、不便です。
留守番電話非対応
必要な人にはなくては困る留守番電ですが、ahamoは留守番電話非対応です。
ahamoをおすすめしない人?
- ドコモと同じ速度で利用したい
- 月に10GBほどしか利用しない人
- 月間無制限で通信したい人
ドコモと同じ速度で利用したい
速度を求めるならドコモの5Gギガホプレミアなどドコモの料金プランで契約を継続したほうがいいです。
ahamoは料金は安くなりますが、通信速度は落ちるという口コミが多いです。
月に10GBほどしか利用しない人
ahamoは繰越がなく20GBプランの1本しかありません。 月に10GBほどしか利用しないのであれば、OCNモバイルONEなどのさらに少ない通信量から契約できるMVNO事業者を選ぶほうがお得です。
月間無制限で契約したい人
ドコモで5Gギガホプレミアを契約しましょう。 もし楽天回線エリアならサブで楽天モバイルと契約という方法もあります。
ahamoがおすすめな人
- ドコモ、au、ソフトバンクを利用しているが月額料金を安くしたい
- 月に20GBほどしか通信しない
- 格安SIMの速度が遅すぎるとかんじる人
- 海外でもそのまま使いたい人
- 5分以内の電話を多くする人
ドコモ、au、ソフトバンクで契約しているけど料金を安くしたい
現在、この3大キャリアは各社無制限プランをメインのプランにしているためにどうしても料金が高額になります。
料金を下げようと思うと、サブブランドいわれるahamo、UQ Mobile、Linemoと契約するこ とになります。
速度が落ちたり、通信量が20GBまででいいというのであれば、料金が安くなるahamoとの契約はオススメできます。
月に20GBほどしか利用しない
月に20GBほどしか利用しないならファーストチョイスはahamoでしょう。 UQやLinemoといったサービスもありますが、エリアが安定して広いのはahamoです。 同じようなプランのなかでは圧倒的に使い勝手がいいはずです。
格安SIMの速度が遅すぎると感じる人
別の格安SIM系を利用しているけど、速度が遅いと感じる人。 こうした人はサブブランドに移行したほうが速度が上がるででしょう。なんだかんだいってもサブブランド系は速度面ではまだ優遇されているように感じます。
もし20GBも使わないというのであれば、ワイモバイルやOCNモバイルONE、UQモバイルの容量が少なめのプランを検討しても良いかもしれません。
海外旅行も結構行く
ドコモ同様にahamoも海外で利用できます。 旅行先の地域によっては手続き不要で、スマホの設定で海外ローミングをONにするだけで使えちゃいます。
頻繁に海外旅行に行く人には良いプランだと思います。
5分以内の電話をたくさんする人
5分以内の電話はなんどかけても無料です。オプション料金も必要ありません。 電話をしない人には関係ないですが、頻繁に電話を利用する人ならかなりいいサービスです。
5分以内の電話を多くかけるようならオススメですよ。